“やりおど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
槍踊50.0%
鎗踊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小男——豪胆——槍踊やりおどり——の三特色をもって、若い時から名物男視されていた池田信輝のぶてる入道勝入斎しょうにゅうさいも、はやよい年配になった。秀吉と同年の四十九歳。五十の坂まで、もう九ヵ月しかない。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは明治十八年頃のいわゆる鹿鳴館ろくめいかん時代で、晩年にはあんなゴチゴチの国粋論者、山県元帥やまがたげんすいでさえ徹宵ダンスをしたり、鎗踊やりおどりをしたという、酒池肉林しゅちにくりん、狂舞の時期があった。