“やまやけ”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
山焦	50.0%
山焼	50.0%

山焦

おかなは素人（しろうと）くさい風をして、山焦（やまやけ）のした顔に白粉も塗らず、ぼくぼくした下駄をはいて遣って来たが、お島には土地の名物だといって固い羊羹（ようかん）などを持って来た。

あらくれ (新字新仮名) ／ 徳田秋声(著)

山焼

浦戸の方角に当って山焼（やまやけ）のような焔（ほのお）が赤あかと空に映って見えました。

宇賀長者物語 (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)