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やなぎわらがし
ふりがな文庫
“やなぎわらがし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
柳原河岸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柳原河岸
(逆引き)
神田の
柳原河岸
(
やなぎわらがし
)
を通りかかったのは、今で言えば夜の八時頃でした。
懐中
(
ふところ
)
には十両余の金があって、
跛足
(
びっこ
)
を引き引きやって来ると闇の中から
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
お浜や八五郎に別れて、
柳原河岸
(
やなぎわらがし
)
の宵明りを、自分の家の方へ急いでいたのです。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
で、どこをどう歩いて来たか、その夜になって、もう琵琶を袋へ納めて背中へ廻し、家路に帰ろうとする
気配
(
けはい
)
で通りかかったのは、例の
柳原河岸
(
やなぎわらがし
)
です。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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