“やだけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
矢竹50.0%
箭竹50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
机は北向きの窓の下にあり、あけてある窓の外に、矢竹やだけが茂っていた。時刻は五時。戸外はかなり濃い霧で、矢竹の葉はびっしょりと濡れ、そよとも動かず、重たげに垂れていた。
箭竹やだけつくりは考えたほどたやすくはなかった。
日本婦道記:箭竹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)