“やせむら”の漢字の書き方と例文

語句	割合
痩村	100.0%

痩村

もしまたそれが見る影もない痩村（やせむら）の端（はず）れであったなら、われわれはかえって底知れぬ懐（なつか）しさと同時に悲しさ愛らしさを感ずるであろう。

伝通院 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)

三里程来て一曲（ひとまが）りすると、向ふの沼の中に痩村（やせむら）が見えて、其処から烟が立つてゐる。

椋のミハイロ (新字旧仮名) ／ ボレスワフ・プルス(著)