“やくきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
厄急50.0%
阨窮50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この歴史上厄急やくきゅうの時にあたって世界最大国民たるの一助たらしめよ、余は知る誤解のために離別せし夫妻が再びもとの縁に復するやその情愛のこまやかなる前日の比にあらざることを
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
静軒はかくの如く阨窮やくきゅう流離の一生を送ったが、異腹の兄の零落するを見てはこれを扶助し、友人の子孫の淪落りんらくするものにもまたその獲る所の金を分ち与えたという。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)