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やうしし
ふりがな文庫
“やうしし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
養嗣子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
養嗣子
(逆引き)
私は幾度も入りつけてゐる風呂場で汗を流すと、湯上り姿で、二間の床を背にして食卓の前に
寛
(
くつろ
)
いだ。兄の家の
養嗣子
(
やうしし
)
もそこで
盃
(
さかづき
)
をあげた。
町の踊り場
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
中佐である
養嗣子
(
やうしし
)
の
顎鬚
(
あごひげ
)
には、少し白い毛が交つてゐた。久しく
逢
(
あ
)
はなかつた嫁さんは、
身装
(
みなり
)
もかまはずに、肥つた体を忙しく動かして、好きマダム振りを発揮してゐた。
町の踊り場
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
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