“もめんぬのこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
木綿布子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
針売りすがたの木綿布子もめんぬのこ一枚、それも旅垢たびあかに臭いほど汚れたのを着て幾日も飯を喰べないような空腹すきばらをかかえ、飯を与えるとがつがつとはしを鳴らして喰べながら、何か夢みたいなことを訴えていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)