“もみすりうた”の漢字の書き方と例文
語句割合
籾磨歌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天幕の破れ目から見ゆる砂漠の空の星、駱駝らくだの鈴の音がする。背戸せど田圃たんぼのぬかるみに映る星、籾磨歌もみすりうたが聞える。甲板に立って帆柱のさきに仰ぐ星、船室で誰やらがあくびをする。
(新字新仮名) / 寺田寅彦(著)