“ものやわら”の漢字の書き方と例文
語句割合
物柔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
峠で竜之助を苦しめた雨は、ここの中庭の植込をも物柔ものやわらかに濡らしている。関の小万の涙雨は、どちらへ降っても人に物を思わせると見えます。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)