“もぐさゑん”の漢字の書き方と例文
語句割合
百草園100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくる朝連立つれだつて蒼海を其居村に訪ひ、三個みたり再び百草園もぐさゑんに遊びたることあれど、記行文書きて己れの遊興を得意顔に書き立つること平生好まぬところなれば、こゝにて筆をかくしぬ。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
一人の友と百草園もぐさゑんに遊び、多摩川を見下ろし、關八州を見渡し、枯魚を肴に對酌して、陶然たる氣持となり、日野驛より汽車に乘らむとして、日野の町はづれに至りしに、上り汽車過ぎ行く。
多摩川冒険記 (旧字旧仮名) / 大町桂月(著)