トップ
>
『多摩川冒険記』
ふりがな文庫
『
多摩川冒険記
(
たまがわぼうけんき
)
』
夏の末の大雨に、多摩川氾濫し、家流れ、田流れ、林流れ、人畜死し、汽車不通となりけるが、雨霽れて、三四日經たり。幸ひ日曜なればとて、三人の友と共に、大山街道を取りて、二子の渡に至る。平生水は砂磧中の一小部分を流るゝに過ぎざるに、今や全砂磧を蓋 …
著者
大町桂月
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)