“めぼそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
目細100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明くる二十五日は、暁かけて鳴く鶯、駒鳥、目細めぼそなどの合唱で賑わった。午前七時に北沢の野営地を出発し、沢伝いに仙水峠に出で、駒津岳を経て駒ヶ岳の頂上に達したのは十一時であった。
鳴き声がゼニトリゼニトリと聞えるので、登山者の間には銭鳥で通っている目細めぼそや、淋しい声でヒヨーヒヨーと鳴くうそなども聞かれる。朝の雪渓は全く一しきり小鳥の合唱所のような観がある。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
後になってそれは目細めぼそであることを知った。
釜沢行 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)