“めいはんがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
名判官66.7%
明判官33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔からの名判官めいはんがんは、例えば大岡越前守という様な人は、皆自分でも気づかないで、最近の心理学が発明した方法を、ちゃんと応用しているのですよ
心理試験 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
それが証拠に、昔の名判官めいはんがんとか名探偵とかいわれる人は心理学が今日の様に発達しない以前から、唯彼等の天稟てんびんによって、知らずらずの間に、この心理的方法を実行していたではありませんか。
D坂の殺人事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
(包孝粛は宋時代の明判官めいはんがんで、わが国の大岡越前守ともいうべき人である)。