“むねたか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗堯33.3%
宗孝33.3%
宗尊33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若し落胤だとすると、水戸家は光圀の庶兄頼重の曾孫たる宗堯むねたかの世となつてゐたのに、光圀の庶子東清は用達商人をしてゐたわけである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
當時水戸家は元祿十三年に西山公が去り、享保三年に肅公綱條が去つて、成公宗堯むねたかの世になつてゐた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
作右衛門の子のぼるは越中守宣紀のぶのりに任用せられ、役料共七百石を給わって、越中守宗孝むねたかの代に用人を勤めていたが、元文三年に致仕した。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
後嵯峨院の皇子の将軍宗尊むねたか親王の御師範として、鎌倉へ行っていたので、その筋の力によって撰者の中に加えられた。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)