“むぎさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
麦作50.0%
麦冊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ち陽暦ようれきの八月末九月初頃に行うので、もっともその時が非常に都合が好い、麦は皆刈取かりとられていずこへ走ったところが麦作むぎさくを害するということはないからです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
かぎろいの春の光、見るから暖かき田圃たんぼのおちこち、二人三人組をなして耕すもの幾組、麦冊むぎさくをきるもの菜種にこえを注ぐもの、田園ようやく多事の時である。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)