“みくしげどの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御匣殿75.0%
御櫛笥殿25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
命婦は御匣殿みくしげどのがほかへ移ったあとの御殿に部屋をいただいて住んでいたから、源氏はそのほうへたずねて行った。
源氏物語:19 薄雲 (新字新仮名) / 紫式部(著)
御湯殿の神秘は、古い昔に過ぎ去った。髪やかづらを重く見る時代が来て、御櫛笥殿みくしげどのの方に移り、そこに奉仕する貴女の待遇が重くなっていった。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)