“まごすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
孫祐50.0%
孫助50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柏軒の歿した文久癸亥に妾春が末子孫祐まごすけを生んだ。主人の京都にある間に、お玉が池の家に生れたのであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此年八月十三日に静岡にある柏軒の子孫祐まごすけが九歳にして夭し、翌十四日に大在家だいざいけ村天徳院に葬られた。法諡はふし白露清光禅童子である。良子刀自所蔵の文書中に、孫祐葬儀の時の「諸用留しよようどめ」一冊がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
その順序を言えば、長男棠助、長女洲、次女国、三女きた、次男いわお、四女やす、五女こと、三男信平しんぺい、四男孫助まごすけである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)