“ぼくたく”の漢字の書き方と例文
語句割合
木鐸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じく命なりと云うにしても、「一小国に限定されない・一時代に限られない・天下万代の木鐸ぼくたく
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
「不心得千万だね。ぼくの親父おやじは当年とって七十四歳だが、あれを読んでひどく感心してたぜ。きみはまだやっと三十になったばかりの青年じゃないか。しかも、社会の木鐸ぼくたくをもって任じる——」
五階の窓:04 合作の四 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
一国だけにとめておかないで、天下の木鐸ぼくたくにしようとしているのです。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)