“ほとゞぎす”の漢字の書き方と例文
語句割合
不如帰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両親は仕方なしに今迄の成行を話して聞かせた。病気に障ると不可いけないと思つてかくして居た事を詫びる様に言つた。お桐は悲しんだ。そして「不如帰ほとゞぎす」の浪子の様だと寂しく笑つて独語した。
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)