“ぶじゅん”の漢字の書き方と例文
語句割合
撫順100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
撫順ぶじゅんは石炭の出る所である。そこの坑長こうちょうを松田さんと云って、橋本が満洲に来る時、船中で知己ちかづきになったとかで、その折の勧誘通り明日あす行くと云う電報を打った。汽車に乗ると西洋人が二人いた。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
九月二十五日——撫順ぶじゅん
防備隊 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
実を云うと、余は股野がまだ撫順ぶじゅんにいる事とばかり思っていた。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)