“ふるむじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
古無尽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十四五枚も、うずたかく懐に畳んで持った手拭は、汚れてはおらないが、その風だから手拭てふきに出してくれるのが、鼻紙の配分をするようさね、つぶれた古無尽ふるむじんの帳面の亡者にそっくり。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)