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ふるくぎ
ふりがな文庫
“ふるくぎ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
古釘
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古釘
(逆引き)
お徳の手から受取ると、なるほど、書きも書いたり、
蚯蚓
(
みみず
)
と
古釘
(
ふるくぎ
)
とが滅茶滅茶に雑居したような、素晴らしい難文で
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
二十日
経
(
た
)
って一文、川の柳の葉は一枚残らず散り落ち、川の水は枯れて
蕭々
(
しょうしょう
)
たる冬の河原となり、浅田は黙々として
鍬
(
くわ
)
をふるって砂利を掘り起し、出て来るものは銭にはあらで、割れ
鍋
(
なべ
)
、
古釘
(
ふるくぎ
)
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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