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ふさやうじ
ふりがな文庫
“ふさやうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
房楊枝
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
房楊枝
(逆引き)
叔母さんの二階に居候してゐる八五郎は、
房楊枝
(
ふさやうじ
)
の毛をむしりながら、夏の天道樣の中に、寢不足らしい顏を持つて來るのでした。
銭形平次捕物控:229 蔵の中の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
と、その頃は
贅
(
ぜい
)
の一つにされた、猿屋の
房楊枝
(
ふさやうじ
)
を横くはへにして、彌助の息子の駒次郎が、縁側へ顏を出しました。
銭形平次捕物控:030 くるひ咲
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
木戸の外から聲を掛けたのは、庭下駄をつゝかけて、
房楊枝
(
ふさやうじ
)
をくはへた浪人者の石卷左陣でした。
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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