“ふかだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
深田100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが先刻さっきより著るしく目立って外へ現われた時、お延は路を誤まって一歩深田ふかだの中へ踏み込んだような気がした。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ただその後に一度駿河台するがだいの家へ何かの演奏会の切符をもらいに行った事がある。その時は今の深田ふかだ博士が玄関へ出て来て切符を渡してくれた事を覚えている。これも恥ずかしい事である。
二十四年前 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)