“びほろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
美幌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北見の美幌びほろでは、この“きのこ”を見つけると、熊を取った時のように、男は「フォー、フォー」と高らかにときの声をあげながらその廻りを踏舞し
これは北見きたみ美幌びほろ部落で使う山ことばだが、胆振いぶり穂別ほべつ部落では「カッチー」ということばを使う。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
“タプカンニ”“ウポポウシ”という地名が北見の美幌びほろから藻琴もことへ抜けて行く山路の途中にあるのですが、いずれも“舞い踊った所”“舞い歌った所”の意味で
イコトナシ婆さんの横死 明治のはじめ頃、美幌びほろの部落にイコトナシという婆さんがいた。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
日本に軍部というものがまだ華やかに栄えていたころのこと、北見きたみの国は美幌びほろの町に軍事視察にやって来た某将軍が、町の連中をかり集めて、時局に関して一場の講演をこころみたことがある。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)