“ひらたとくぼく”の漢字の書き方と例文
語句割合
平田禿木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きのふの御作中柳橋やなぎばしの芸者が新橋しんばしといふ敵国を見る処おもしろく拝見仕候また先日のモリス・バレスが故郷の白楊はくようの並木をおもふ一節感服仕候当地の平田禿木ひらたとくぼく氏はボオ・ブラムメルの処を
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
その次には平田禿木ひらたとくぼく氏であろう、この二人のためにはかなり日記に字数が納められている。そしてこの二人の親密な友垣の間にあって、女史は淡い悲しみとゆかしさを抱いていたのであろう。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)