“ひよりみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
日和見100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私たちは、どんな裏切者が出たり、どんな日和見ひよりみ主義者が出ても、正しい線はそれらの中を赤く太く明確に一線を引いていることを確信した。
党生活者 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
薄っぺらの、雷同の、人気取りの、おたいこ持ちの、日和見ひよりみの、風吹き次第の、小股すくいの、あやつりの、小人雑輩の、紛々擾々ふんぷんじょうじょうたる中へ
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一般の藩主や藩臣にいたつては、まつたく日和見ひよりみ主義の小人物ばかりであつた。卑怯な人びとであつた。