“ひきしぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
引搾50.0%
引絞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伸子は、眉根のあたりを引搾ひきしぼられるように感じ、ききながら傍を向いて、頬杖をついた。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
二月ふたつきの後、たまたま家に帰って妻といさかいをした紀昌がこれをおどそうとて烏号うごうの弓に綦衛きえいの矢をつがえきりりと引絞ひきしぼって妻の目を射た。
名人伝 (新字新仮名) / 中島敦(著)