“ひきうご”の漢字の書き方と例文
語句割合
曳揺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その内に紳士の一行がドロドロと此方こちらを指して来る容子を見て、お政は茫然ぼうぜんとしていたお勢の袖をいそがわしく曳揺ひきうごかして疾歩あしばや外面おもてへ立出で、路傍みちばた鵠在たたずんで待合わせていると
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)