“はんばく”の漢字の書き方と例文
語句割合
反駁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それではおれはまだ銀行の高級職員の一人なのだ。いくらおれがそれを否定しようとしても、門番がきっと反駁はんばくしたことであろう。
審判 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
「はははは、それは、おぬしの大将の木曾殿が早く滅び、おぬしも志を武門に得なかったからではないか」と、盛綱に反駁はんばくされて
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「言うな!」とメロスは、いきり立って反駁はんばくした。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」
走れメロス (新字新仮名) / 太宰治(著)