“はふや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
破不屋50.0%
破風家50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
箱根の心配ソレから船は大阪について上陸、東海道をして箱根に掛り、峠の宿の破不屋はふやと云う宿屋に泊ると、奥の座敷に戸田何某なにがしと云う人が江戸の方から来てきにとまって居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ヨハンネス・フリイデマンの育った灰色の破風家はふやは、この古い、やっと中ぐらいな商業都市の、北に寄った都門のそばにあった。大扉おおどを入ると、ひろやかな、床石を敷きつめた玄関に来る。