“はくじゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
薄弱100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そりゃそうだろう。星尾には松山を殺す動機がすこし薄弱はくじゃくすぎる」
麻雀殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そこでつぎの問題は、何といっても道江の君に対していだいている気持ちいかんだが、これについては、今言ったようなきわめて薄弱はくじゃくな判断の材料があるだけで、ぼくには決定的なことは何も言えない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)