“にんべつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
人別100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だしぬけに押し掛けて来て、よその家の人別にんべつを調べるから、お前さんにも変な顔をされるのだ。実はわたしはお上の御用を
「浪士組」が関東から上洛してきたとき、松平肥後守の手文庫のなかには、べつに藤本鉄石以下の「京都方浪士人別にんべつ」というのが秘められていた。
新撰組 (新字新仮名) / 服部之総(著)
「これが表沙汰になれば、万兩息子の半次郎は、相對死あひたいじにの片割れで、日本橋の袂に三日晒された上、非人頭の手に引取られ、人別にんべつを拔かれることになります」