“にわそうじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
庭掃除100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る日私がそんな散歩から帰って来ると、庭掃除にわそうじをしていた宿のじいやに呼び止められた。
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
しばらくすると裏庭で、子供が文鳥をうめるんだ埋るんだと騒いでいる。庭掃除にわそうじに頼んだ植木屋が、御嬢さん、ここいらが好いでしょうと云っている。自分は進まぬながら、書斎でペンを動かしていた。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)