“にしインド”の漢字の書き方と例文
語句割合
西印度100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これはどつちかと云ふと西印度にしインドの蟲を思ひ出させる。英吉利ぢやあこんな大きな綺麗な蛾はあんまり見ませんよ。そら! 飛んで行く。」
ず空想に浮んだのはこの人が希臘ギリシヤに生れ、西印度にしインド諸島や、その他諸方を流浪して来たと云うことである。
二部屋隔てゝゐたにも拘らず私は一語々々聞きとつた——西印度にしインドの家屋の薄い仕切しきりは彼女の狼のやうな叫び聲を隔てるのにほんの僅かしか役に立たなかつたのです。たまりかねて私は云ひました。