“なみせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
並仙50.0%
波銭50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「御苦労だが、帰りに並仙なみせんに寄って明日来るようにそう云ってくれ。」とことづけをした。並仙というのは角町にあった俥屋くるまやである。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
天保銭だけは八文だということを知っていても、波銭なみせんの文久銭は二文であったか三文であったか、はっきりしないという旧時代の人であった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)