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なきしず
ふりがな文庫
“なきしず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
泣沈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泣沈
(逆引き)
疾
(
と
)
く/\拙者と御一緒にお帰り遊ばされ候へと、
泣沈
(
なきしず
)
む娘を引立て行かむとするにぞ、一人の侍今はこれまでなりと覚悟致し候様子にて、
突
(
つ
)
と立上り、
下手
(
したて
)
に
出
(
い
)
でをれば
空々
(
そらぞら
)
しきその意見
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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