“ながとも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長知50.0%
長友50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又文久元年九月(利春四十五歳)、宰相公(長知ながとも)御昇進御祝につき、表舞台で同二十八日より三日共翁附の御能を仰付られた。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
文久三年(利春四十七歳)一月元旦、御謡初御囃子の節、藩主長知ながとも公御手ずから御袴を拝領仰付られた。これは能楽師として格外の名誉で、武功者が主君の御乗馬を拝領したのと同格である。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
石城いわき長友ながとも長隆寺ちょうりゅうじの鼻取地蔵などは、ある農夫が代掻しろかきの時に、ひどく鼻とりの少年を叱っていると、どこからともなく別の子供がやって来て、その代りをしてくれて
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)