“ないぶつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内仏50.0%
内佛50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と是から行灯あんどうを持って参り、夜具を貸して寝かしてくれました、美惠比丘尼は居間に這入り看経を仕舞い、蕎麦掻を少し喰べてから薄い木綿の座布団を内仏ないぶつの前へ敷き、足を組んで坐禅観法かんぽうをいたし
内佛ないぶつの安置してあつたこの室は、この家へ女氣をんなけが入るやうになつてから、納戸に用ゐられて、紅白粉べにおしろいの匂ひで一杯になつてゐるが、竹丸の怖々こはごは覗いた時、修驗者の姿は見えないで
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)