“とみえ”の漢字の書き方と例文

語句	割合
富江	100.0%

富江

「これ富江（とみえ）、松代（まつよ）、誰（だれ）もいぬのか。お客（きゃく）さんがおいでなされたようじゃ」

おせん (新字新仮名) ／ 邦枝完二(著)

これを遂に船着き場所の富江（とみえ）まで運び、汽船と汽車とで東京へ持ってきて、上野公園内の博物館にうえたが、その後遂に枯死してしまった。こういうことをしたのも一心に採集へ馬力をかけたわけだ。

若き日の思い出 (新字新仮名) ／ 牧野富太郎(著)