“とちのみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
橡実100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これで橡実とちのみいて食っていたという話は疑わしくとも、昔かつて彼らと交際のあったことを信じていたことだけは推察せられる。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
其時我今つかふる所の者より収められて使役し、今は我も数山の事を領せりと謂ひて、ふところより橡実とちのみにて製したる餅様もちようの物を出し、我父母存命ならば、これを届けてたまはれと謂ふ。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)