“とし/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
歳々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さあれ、城山に登りて見る、本丸、二の丸、三の丸の跡は、青き苔と、女蘿ひかげ、蔦などに掩はれたる石垣の所々に存するあるにすぎず。それさへ歳々とし/\くづれ墜つといふ、保存の至らぬは悲むべし。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)