“としただ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俊忠50.0%
利済50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俊忠としただも中納言になったが、俊成は参議に任ぜられるように願ってついに望みをはたさず、安元二年、六十三歳で出家して釈阿しゃくあといった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
盛岡二十万石、南部信濃守利済としただの御先手物頭、田中久太夫という士が、節季払いの駕籠訴訟にきた手代の無礼を怒って、摺箔の竹光で斬りつけたという一件である。
ボニン島物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)