“とこずれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
床瘡50.0%
褥瘡50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「別に変った御様子も見えませんでございますよ。ウトウトねむってばかりおいでなさいましてね、時々床瘡とこずれが痛いと言っちゃ目をおましなさるぐらいで……」
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
そしてやっと医者を迎えた頃には、もうげっそり頬もこけてしまって、身動きもできなくなり、二三日のうちにははや褥瘡とこずれのようなものまでができかかって来るという弱り方であった。
のんきな患者 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)