“とうりゅうきゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
逗留客100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで帆村は窮余きゅうよの策として、宿帳を見せて貰った。目下の逗留客とうりゅうきゃくは、全部で十組であった。男が十三人に、女が六人だった。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
娘は自分より幾歳いくつの姉で、自分は娘の前では小児であるということ,また娘はただ一時の逗留客とうりゅうきゃくで日ならずこの土地を去る人ということ,自分は娘を愛しているのか
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)