“てんのうざん”の漢字の書き方と例文
語句割合
天王山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その暮れになって見ると、天王山てんのうざんにおける真木和泉まきいずみの自刃も、京都における佐久間象山さくましょうざんの横死も、皆その年の出来事だ。名高い攘夷じょうい論者も、開港論者も、同じように故人になってしまった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)