“てのゆび”の漢字の書き方と例文
語句割合
手指100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
媼は毎朝かごの手入をしたのち、人間にものいふやうな口調で、手指てのゆびを立てて見たり、顔をゆがめて見たり、目をむいて見たりしてゐるのが、いかにもをかしくあり、物あはれでもある。
日本媼 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)