“ていすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
禎輔50.0%
貞助50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼にとっては、横田というのは主人禎輔ていすけの方のことであり、保子というのは——勿論横田夫人ではあるが——なつかしい「彼女」のことであった。
反抗 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
毅堂はこの年嘉永壬子の夏六月に至って時習館の教授を辞して江戸に還り、名を宣光のりみつ、字を重光と改めた。通称郁太郎を改めて貞助ていすけとなしたのも恐らくこの時であろう。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)