“つづらを”の漢字の書き方と例文
語句割合
九十九折100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は炎暑のため衰弱し切つた體を物憂さうに持扱ひながら、僅に温泉の附近の山道を散歩してゐると、眞青な白茅に蔽はれた駒ヶ岳の背を九十九折つづらをりの山徑を傳うて登つてゆく人の姿が數へられる。
箱根の山々 (旧字旧仮名) / 近松秋江(著)